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震災から福島に8年・・・地元名古屋で再スタートです!
その127 しまミケ様からのコメントに対する返信及び説明
2008年01月29日 (火) | 編集 |
今日私のブログの その126に対してしまミケ様より、以下のコメントをいただきましたので、そのコメントに対しての返信及び解説をしたいと思います。

まずいただいたコメントです。


「 意見書拝見しました
はじめまして、ぶたまるさん。
ぶたまるさんの活動、ブログを通していつも拝見しています。
わたしも猫が好き。
だから、ぶたまるさんの活動が時々悲しいです。
TNR活動を必要だとする事、それは本当に正しいのでしょうか?
動物は子供を産んで育てて、子孫を残して、自分は死んでいきます。
なぜ野良猫だけが、その自由を正義の名の下に、
堂々と奪われなくてはいけないのでしょうか?
野良猫が傷を負って死んでいく。
増えすぎて、結果エサを得られず死ぬ個体がいる。
生き物がいて、世間があれば、当たり前のことなのに、
今いる個体を守る為だけに、TNR活動をすすめることが
本当に正しいのでしょうか。
私は猫が好きだけど、それが理解できません。
猫の為と言いながら、人間の都合で全てが進んでいるようで残念でした。
もしも、ぶたまるさんの活動が、悪い人間の規制をする為ならば、
猫を理由に使わない方法を取っていただければと思います。
 」


しまミケ様コメントありがとうございました。

まず、このTNR活動について、何故そのような活動が最近行われているのかについて、説明いたします。

そもそもTNR活動自体は昔はありませんでした。
周りの誰もが避妊とか去勢の事なんて頭の中に無かったから・・・
当然盛りがくれば猫は妊娠します、もちろん子猫が生まれます。
その子猫達の多くがどうなったかご存知でしょうか?

多くの小さな子猫たちは、川の中や犬の前に投げられたのです。
本当です! かつて 「猫捨て川」 と呼ばれる川は各地に存在しました。

またはどこかに捨てられたりしました。

そしてさらに罠で捕獲され殺されるのです。

ちなみに去年一年間に愛知県に引き取られた猫の数は、1万2千百7十3匹で更に保護された数が、6百7十匹その中で里親さんが見つかって幸せになった数は、1百7十7匹で残りの1万2千6百2十1匹は処分されました。
しかも安楽死とは程遠い「窒息死」です。

そんな事が毎年行われているのです、いえ、毎日行われているのです。

これは約41分に1匹殺されている計算になります。(土日も含めて365日です)

そしてこの数は毎年どんどん増え続けているのです。

今処分といいましたが、これは命の数です。

何故この猫達は殺されなければいけないのでしょう?

この猫達は一体何の為に生まれてきたのでしょう?

ただ殺される為に生まれてきたのでしょうか?

この猫達が、殺されるに値するような悪い事をしたとでもいうのでしょうか?

ペットの去勢と避妊は今では世の中の基本ルールとなってきています、わたしは野良猫だけでなく飼い猫全てに (既に貰い手が決まっていて望まれた子) を生む猫や犬以外は例外なく手術を受けなくてはいけないと考えています。

確かに動物は子供を産み育てて死んでいきます、でも、もしその生まれた子がすぐに殺される事がわかっていたらきっと 「産みたくない」 言うのではないか、と思います。

野良猫を作るのは人間です、自分勝手で無責任な人間がそういう不幸な猫たちを作るのです。

なので、私はTNR活動が正しいとか考える前に、殺されてしまう可哀そうな猫達のことを考えてしまいます。

そして、行き着いた答えが「増えなければ殺されない」なのです。

うまく伝える事が出来なくて何となくムズムズしちゃうけどこんな感じです。

ですから悪い人間を規制しようとか (まあ、もし目の前で虐待してる人がいたらその場できっちりと教育するけどねw) そんなつもりでTNR活動をするわけではない事をご理解いただければ幸いです。

なお今回は皆さんにも広く意見を求めたく思いますので、ぜひ意見を出して下さいませ。




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100人いたら考え方も100通りだからね? 
提案書 構文修正して無事に送りました! バンザ?イ!
2008年01月29日 (火) | 編集 |
昨日ブログに俺が書いた提案書をアップしておいたら、とっても優しい通りすがりの アXXXX君 が、全部修正してくれました^^v

せっかくすばらしい文章になったので、みんなにお披露目しちゃう!


ではどうぞ


はじめまして。私は猫の保護活動を最近始めた者です。
最近始めたばかりなので、私と長年保護活動を続けている人たちでは、いろいろな事に対する感じ方が違うようです。
よって今回の意見書は、私なりに考えた結果書いたものです。

まず、最初にしっかりと確認していただきたい事があります。
それは、先進国の中で、日本がこういった動物愛護に関して大変遅れているうえに、さらに愛知県の地域ネコへの対応は他県(東京など)と比べて非常に遅れている、ということです。
この点はぜひ行政努力をして改善を推し進めていただきたいと切に願います。

それでは始めます。

まず、殺処分する猫の数を減らすには、家庭猫、野良猫、及び迷い猫の3つの観点から考えねばならないと思います。

家庭猫の場合は、もちろんそれぞれの飼い主が避妊・去勢を徹底しないと意味がありません。
が、ただそのことだけを声高に叫んでみてもあまり意味がないのです。
なぜなら無責任な飼い主は、お金が勿体無い、只それだけの理由で病院に連れて行かないからです。
しかしそんな彼らでも自分の猫は可愛いものです。
ですからそんな彼らに、まずは避妊・去勢を行わないと、盛りが来た時に外に飛び出し、オスなら喧嘩をして猫エイズや猫白血病に感染してしまう事、メスならそのような子供を身ごもってしまい、さらには感染してしまう事を周知させる事が大切だと思います。
よって、それらを啓蒙するポスターを病院、交番、役場、学校、駅、ペットショップ等に貼っていく。
また同時に、 動物虐待、ペットの遺棄は犯罪であると言うポスターを同じく貼っていく。
そうすれば避妊率も去勢率も上がると思います。

次に野良猫に関してですが、まず捨て猫の多い公園、団地、地域を調査して、自治体、保健所と警察連名の看板を立てる。
この看板には更に踏み込んで、「もしそういった子猫の遺棄や虐待の現場を見たり、怪しい人をみかけたら写真を撮ったり110番通報するように」と書いておく。

なお、この公園や団地の実態調査には役人ではなく長年保護活動に携わってきたボランティアの方々に協力を依頼すると良いと思います。
彼らは現場を行政の方々よりも良く知っています、いえ知り尽くしています。
そしてそんな人たちは、愛知県のほぼ全てのエリアで活動しています。
しかも彼らはそんな依頼なら喜んで引き受けてくれます。むしろそれを望んでいます。
行政と共に保護活動することを彼らは長い間望んでいるのです。
一般の人には、ただ無責任にネコに餌を与える、いわゆる「猫おばさん」と活動家の違いが見た目ではわかりません。
その結果、今まで猫の被害のある場所などで保護活動をする彼らに、多くの心無い言葉が浴びせられてきましたが、彼らはそれでも不幸な猫を減らそうとTNR(掴まえて、手術して元の場所に戻す)活動を続けてきました。
彼らが行っているこのTNR活動を行政が支援していけば3年もすれば野良猫の数は激減するでしょう。
そこで私は、「動物保護員制度」(仮称)を提案します。

・ 動物保護員(仮称)とは
 県内における動物の保護及び愛護、虐待防止のために地域を見回り、場合によっては保護や地域住民への指導及び啓蒙を行う人。
保護員には誰から見ても一目でわかるように腕輪もしくはジャケットを与える。
保護員はこういった地域の保護活動をしている人の中から選抜する。
県は保護員制度の発表をして、周知の徹底をはかる。
これはかなり有効な手段と考えますのでぜひ実現させていただきたいです。


先ほどの続きです
またそういった場所にいくら「猫に餌を与えないで下さい」と言う看板を立てても意味がありません。
どこかに必ず「猫が可哀そう」という感情だけで餌を与えてしまう人が絶対にいるからです。
つまり実際には「餌を与えるな」といっても意味がないのです。
しかも、そんな事を書いた看板が立っていると、餌を与える人がいると悟られてしまい、かえって子猫の遺棄をしようとしている人に捨てられてしまうのが現実です。
それに飼い主に捨てられて、飢えて苦しんでいるネコに餌を与えるなというのは、行政が動物虐待を県民に推し進めているに等しい、と私は考えます。
避妊も去勢もしない猫がいれば当然数が増えます。
1組の猫が年に2回一度に3匹(そのうちメスが1匹)出産したとして、3年後には60匹の一族が出来上がる計算です。
有効なのは餌を与えないことではなく、増やさないようにする事です。
ちなみに、もしその問題の地域の猫を全て捕まえて処分したとしても、すぐにそこには別の猫が来ます。
なぜならそこの縄張りが空いたからからなのです。そうなると今度は必ず外から別の猫がやって来て、また同じことの繰り返しです。
団地などで活動家が自費で細々とTNR活動を必死にしているその横で、もう子供を作ることの出来なくなった猫を、ただ簡単に掴まえられると言う事だけで、掴まえて処分してしまう自治会。
そしてネコがいなくなった場所にすぐに新しい猫・・・
この繰り返しをしていては、活動する人たちの気力もいつは無くなってしまい、ネコが減る事は永久にありません。
そして私が見る限りでは、今熱心に活動している人たちは、既にもう年を取っている方が多いのです。
いつまでも続けることが困難な状況ですので、少しでも早くこういったTNR活動が日の目を見るようにしないと、ネコが減らないばかりか次に続く人たちがいなくなってしまいます。

猫が多い地域はほぼ決まっています。
大きな公園  (捨てる人が多いから)
団地     (心は優しいけど避妊・去勢をしない人たちが飼っていることが多い)
商店街    (飲食店などで食べ物を与える人がいる)
つまりここらを重点的にTNR活動すればかなりの効果が期待できるのです。

最後に迷い猫です、
地域により違いますが、保健所では首輪のない猫は所有者のいない猫(つまり野良猫)と見なされ、多くは即日処分が実情です。
首輪をしていない飼い猫は飼い主が必死で探していても、既に処分されている可能性がとても高いのです。
そこで猫用とされる伸びる首輪やバックルが外れやすく加工された首輪を廃止し、犬のようにかっちりとした首輪と迷子札装着及び自治体への登録を義務付けする。
登録費が高いと、義務化されても登録しない人がいるので、その助成を行う。(犬は実際に義務化されているのに登録を行わない人が多い。)
そうする事によって実質的な飼い主不明の結果による殺処分数の引き下げ効果が得られる。
更にもう一歩踏み込んだ政策としてはマイクロチップの埋設の義務化及び全ての警察、保健所へのリーダーの設置です。これは一部のみの設置では意味がありません。
動物保護先進国アメリカではマイクロチップの埋設が義務付けられており、違反者はアニマルポリスによる逮捕もあります。
首輪の場合は取れてしまったり、もしかしたら取られてしまったりと言うことも考えられますが、マイクロチップならそういった心配がありませんし、比較的安価で実施出来ます。
こうすることによって、迷い猫が殺処分されるのを大幅に減らす事が可能です。
 
もう一度復習してみます。
1・ 「餌をやるな」作戦だけでは野良猫の数は絶対に減りませんし、それどころか動物虐待及び遺棄の後押しをしているようなものです。
増えた野良猫を減らすよりも野良猫自体を増やさないほうがはるかに有効です。
子猫を遺棄するのは飼い主です。ですからペットの遺棄が犯罪であるということを徹底して県民に周知させないと遺棄は減りません。

2 ・ 団地の中にペット飼育可のエリアを設け、そのエリアではきちんとルールを作り(避妊・去勢したうえで室内飼いをさせる)違反者には何らかの罰則を与える。
ペット不可の団地で飼育しているオーナーが病院に連れ出す所を人に見られるのが怖くて病院に避妊・去勢に連れて行かない、その結果盛りが来て、しかも盛って泣き声がうるさいので外に出す、その結果、子猫が生まれ捨てる・・・そんなおかしな、不幸な連鎖が有って良いのでしょうか?
これでは、虐待の連鎖としか言いようが無いのではないでしょうか?

3・ ネコが多い地域への看板設置(警察と保健所及び行政の名前入り)
同じくポスターにて、餌やりさんへの啓蒙、餌をやるのなら飼育と同じなのだから去勢・避妊をしないともっと可哀そうなことになることを徹底して指導する。

4・ 犬のように登録と首輪と迷子札の義務づけをし、マイクロチップの埋設も行う。
今までに実績のある団体には助成金を出す。
私は猟友会にも所属しています。自治体は害獣を駆除する時は外注(猟友会)を使います。ネコの殺処分数削減にも外注(今度はネコの保護活動をしている会)を使えば良いと思います。
5・ 保護員制度(仮称)の導入
個人を含めこういった活動をしている人は実際にはかなりいます。
その人たちをネットワークで結んで情報交換を行えばより確実に地域の猫の情報網が出来ると思います。それらを官民一体となって実行する、これはボランティアの方に任せたほうが効率よく実施できるでしょう。
そのサポートに役場・警察がつくという、今までのとは反対の形にしたほうが現状よりはるかに実利があるように思います(理由は先ほどの猟友会と同じです)。
私は活動している人たちをいろいろ見てきましたが、みんな疲れておられます。行政の応援無しにこういった活動を続けることの難しさ、苦しさ、これは活動をしたことのない人には絶対にわかりません。
私が知っている活動家の人はその活動費 (TNR)の為だけに夜の12時から朝の5時まで週5日働いています。そしてその収入のほとんどを活動費に当てています。
こういう人たちは、行政に対してはほぼ絶望感に似たものを感じながらも、でも小さな命の儚さや暖かさを知っているが故に諦めずに活動を続けています。
只残念なのは、こういったきちんとしたネコの保護活動をしている人と、只単にネコ可愛がりして餌を与えているだけの人、との違いを誰も理解していない事です。
自治体はこういった活動家に対して、猟友会の駆除員のように腕輪のようなものを貸与すると、周りの人にも理解が深まる事と思います。
そしてもしこういう活動家に何らかの予算を与えることが出来て、なおかつ避妊・去勢の啓蒙が進めば、きっと数年のうちに減らさなければいけない猫の数字目標を達成する事が可能になるでしょう。
延いては節税にも繋がることと思います。


最後になりますが、私が知る愛知県の公園では子猫をゴルフのクラブでいじめる人が後を絶ちません。
そこに犬の散歩に車で来る人の中には、車で公園内を凄い速度で走り、その結果子猫を轢いておいて「鎖に繋いでいないあなたが悪い」と平然と言ったりする人もいます。
また、子猫に犬をけしかけているのを注意すると、「俺の勝手だろう!」と恫喝する若者が少なくとも複数確認されています。
町に猫がいる公園があっても良いのではないでしょうか?
もし、公園にポスターや看板があって警察も頻繁にパトロールに来ていれば、そんな事にはそうそうはならないのではないでしょうか?
警察ももっと地域のパトロールをしてほしい、そうすれば青少年の犯罪抑止効果も上がると思います。

正直に言いますと私は普段、行政にあまり関心がありませんでした。それは期待しても裏切られることのほうが多かったからです。
しかしながら、今回の公募はそういう意味で大きな行政改革のチャンスと思って書かせていただきました。
どうか、このような心ある人たちが絶望して諦めてしまわないうちに、くじけてしまわないうちに行政改革を敢行して下さい。
参考までに資料を添付いたします。

この意見書が心ある人の目に留まることを祈ります。

なお添付資料がありますが別途送付いたしますのでよろしくお願い致します。




お疲れ様でした!  そして読んでくれてありがとうございました。

そして、俺の拙い文章をココまで修正してくれまた、アXXXX君 に深く感謝いたします。


    アXXXX君 本当にありがとうございました。  


まるで学校の先生が書いたみたいになったゾw



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つくづく文才が無い事を痛感しました>< 

大丈夫か? 知恵熱出てないか??