fc2ブログ
震災から福島に8年・・・地元名古屋で再スタートです!
その1515 部長星になる(久しぶりに口から火炎放射バージョンでごめんなさい)
2014年06月06日 (金) | 編集 |
注! 
今回は不快な内容が含まれていますが一度だけどうしてもお伝えしなくてはならない事があるのでお許し下さい。




とても残念で不本意な報告ですが、先日遠藤部長が永眠しました。

一昨年のクリスマスイブのイブに保護された遠藤部長はとても弱った状態で保護されました。

特餌隊は給餌と保護がその仕事です。

しかし、シェルターには収容定員が決めてあり、それを超える保護をにゃんだーガードでは
認めていません。

何故か?

それは、お世話をする人数とスペースなどを考えて、これ以上増えたら猫たちに対して
細かく目が行き届かなくなるという線を決めているからです。

また保護したばかりの動物はどんな病気をもっているかわからないので、必ず二週間
隔離しています。

そのためにはそれ専用のスペースが必要だからでもあります。

もし、猫が可哀想だからと その感情だけで保護を続けたら、シェルターは動物で溢れてしまい
衛生状態も悪くなり、悲惨な多頭崩壊の現場となるでしょう。

なので シェルターが定数に達すると、空きが出るまでしばらくの間は保護できなくなります。

しかし特例として、特餌隊の隊員には
「怪我をしていたり明らかに衰弱しているような子を見つけた時は隊員の判断で無条件に
保護できる」
という ルールが作ってあります。

その結果、「シェルターの定員が一杯≒健康な子は保護できない=病気や怪我の子だけが増える」
と言う状況がかなり長いこと続いていたので、当然ですが体調のよくない子が増えています。

その中でも遠藤部長は、ダブルキャリアで 手首の骨が粉砕骨折 

更に レントゲンで背骨を見ると背骨の後ろの尖ったところ(でいいのかな?)が
ギザギザになっているというのです。

だからシェルターに来てからもずっとケージの中ですごしていました。


10313452_475763862568869_4529285819124390135_n (640x480)


ケージ暮らしと言っても、部長の入っているケージは特別で 横幅が90センチ奥行も90センチ。

ご飯もスタッフによって毎日違うメニューが用意され、食欲にムラがあり、しかも好き嫌いも多い
部長になんとか食べてもらおうと努力してきました。

部長は毎日スタッフ達から愛情をいっぱい受けて幸せだったと思います。


10348374_475763942568861_8865214096047219564_n (640x480)


特に去年になって部長がシェルターの事務所内に引っ越して来てからは
スタッフが毎晩! 事務所で部長に添い寝していました。


10356262_475763909235531_5855013933440728882_n (640x480)


そんなに愛されて、病院でもいろいろと治療をしてもらってきました。

(にゃんだーガードには4つの協力獣医さん(病院)があり、必要とあらばセカンドオピニオンも
ちゃんともらっています)


10416593_475763839235538_5107977895774121086_n (640x480)


10429362_475763885902200_3785189821665784663_n (640x480)

 
でも、やはり、いつかお別れの時は来てしまいます。

最後は部長が大好きなシェルター長であるたけっちの膝の上で、たけっちに甘えながら
息を引き取りました。

6月4日19時58分でした。

部長 安らかに…

そして虹の橋の草原では元気な姿で毎日思う存分走り回って遊んでください。


今年は春から立て続けにたくさんの命が星になっていきました。

その度にスタッフたちは打ちひしがれ涙に濡れながらも、毎日猫たちのお世話をし続けています。

俺にとってこのスタッフたちはにゃんだーガードの誇りです。

このスタッフたちがいてくれるから、少ない人数でもなんとかシェルターを回すことができています。


この頃いろいろあったせいか、今いるスタッフを雇用した時のことを思い出しました。

一昨年の暮れ、震災のせいで仕事がなくなってしまった とても若く、犬や猫が大好きな男の子
 (俺はてっきり男の子だと思ったら、実は女の子でした^^;)から、うちのスタッフになりたいという
相談がありました。

その後、面接をして 「まずは何日かボランティアにおいで」 と伝えたところ
次に来た時、やっぱり同じくらいの年頃の女の子を連れてきました。

ああ、仲良しなんだ。
と思い二人の様子を見ていると、その子達は人と話すのはあまり得意ではないけれど
動物に対しての愛情と深い思いやりが感じられました。

なので 「この子達なら」 と去年の1月に採用したのです。

でも、その後シェルターに来たある人が、俺にこう言い放ちました。

「私らに相談もせんとあんな訳わからん人間を勝手に雇うなんて信じられへん!」
(関西弁ってこういう時怖い・・・)
と、それもまるで般若のような形相で。

ちなみにその言葉を俺に放ったのは、にゃんだーの理事でもなくスタッフでもない
つまりにゃんだーの運営方針決定について何の権限もない(常連でしたが)一ボランティア
さんでした。

その場にいた他のボラさんたちは、その形相と剣幕と発言内容に凍りつき超ドン引き・・・

その時は 「まあ・・・世の中にはいろんな人がいるんだな~」 と痛感しました。


人は育てるものです。

特に若者たちは育て方次第ですごく出来る子にも ダメな子にもなります。

俺はその子たちの可能性に賭けました、そして正解でした。

今では素晴らしいスタッフに成長して 彼女たちに任せておけば、例え何か問題が起きたとしても
心配いりません。

確実に対処してくれ、その後きちんと報告をしてくれます。

当たり前のことではありますが、いい大人なのにこれができない人が多いのです。


ところで、その発言をした方やその仲間の皆さんは、その後にゃんだーガードから除名・追放
しました。

理由はその人たちが主張しているように「収支について追求したから」ではなく、メーリングリストや
フェイスブック等で誹謗中傷を繰り返したから、またそれに賛同したからです。

その証拠に、収支について追求した人で除名されなかった人は何人もいます。

現在その人たちはグループを立ち上げ、所在地もメンバーも連絡先も非公開のまま
支援金や支援物資を募って活動しています。

この人たちは事実を自分に都合よく捻じ曲げ、綺麗に捏造してネットに掲載します。

また、自分達の主張の正当性を示すのに、自分たちの行動を持ってではなく
他を誹謗中傷攻撃することによって示すという 独特の行動力と道徳心を持っています。


ここで一言 言わせてもらいます。

遠藤部長やモア、天、葉月を「大切な子」「心から愛しい」と今本当に言って良いのは、
毎日真剣にこの子たちのお世話をしてきたスタッフ達 そして支えてくれた
ボランティアさんたちだけだと思います。

保護してシェルターに連れて来たけどその後お世話していたわけでもない人が、亡くなった途端 
「あの子は私が助けてきた」「この子も私が助けた子」「なのにこんな目にあわされて!」
と叫ぶ違和感。


除名されてからその人は
「にゃんだーにいたらあの子達は殺される」 「ろくに獣医に連れて行ってもらえない」
と言いふらしていましたが、ではなぜそんなひどい環境に、大事な愛する保護っ子を置き去りに
したのでしょうね。

「自分たちで面倒を見るので引き取りたい」 と言って来るかと思ったけど、一度もなかった。

本当にその猫たちを大事に思い、俺は悪魔で鬼でにゃんだーが地獄だと思っているのなら、
なぜ誰かを通してでも交渉しに来なかったのでしょうか??

つまりその悲しみも悼む言葉もただのパフォーマンスであり、自分の立場を少しでも良くするため
だけの言葉ではないのですか?

でもそれは、死者への冒涜です!


ハニー(うちのボラさんで、スタッフになることが決まっていたはに丸くん)の時もそうだった。

生前は彼のことをハニーだなんて一度も呼んでなかったのに。

俺が知る限り、彼を「ハニー」 と呼んでいたのは 2人だけです。

(もちろん 除名された元ボランティアではないですよ)

もしかしたら、ハニーを利用するときだけ甘えた声でそう呼んでいたのかもしれません。

ハニーはお人よしで頼まれると断れない奴で、頼まれて車の名義を貸してしまったそうです。

(ハニー本人から聞きました。その後は電話も拒否してメールも返事しなかったそうです)

ハニーは本当ににゃんだーを愛していて スマホのパスコードもにゃんだーはに丸でした。


ハニーは今もシェルターにいます。

リビングにハニーの遺影が置かれていて、毎日花と酒に囲まれてみんなと一緒にいます。

(ハニーはお酒が大好きだったから ごはんはたまにしかあげてないけど)

着信拒否されてたくせに なれなれしくハニーなんて呼ぶのはやめてくれ!



本当にうんざりです。

俺は命を助けたいのです。

そのために福島に来たし、今までの3年間、そしてこれから何十年かをここに捧げるのです!

この福島にもっとしっかりとした動物を救える基盤を作りたくて
ボロボロの旅館を恒久型施設にするために、修理代や改造でかなりの出費をしています。

費用がかかるのは当たり前なのに、シェルター経営の経験もなく、にゃんだーの帳簿を
見たことすらないのに
「あれがおかしいこれもおかしい こんなにかかるはずがない!」とか言ってるし
おまけにその人 自分は会計士だとか言ってたし・・・

おかしいにも程がある!

会計士なら一年分3000万円以上の収支報告を作るのにほかの会社の分も
同時進行しなくてはならないなら、たった1週間でそんな事ができるわけがないと
いうことがわからない訳がないのに。。。

また、にゃんだーガードは子猫を1匹引き取るのに2万5千円取ってしかも収支に計上してないと
批判していますが、捨てる子猫にそんなお金を出すと思いますか?

でもその人の周りの人はこの話を信じてるから本当に面白いです。

これはやっぱりあれですか?

んと

「類は友を呼ぶ」ってやつ??


俺の理想と目標はとても高いのです、普通では発想すらできないほどスケールも大きいし。

だから それを理解しろとは言いませんが、理解できないからって邪魔しないでください。

何度も何度も答えた内容なのにいつまでも「××はどこにも報告されていません」・・・うんざりです。


にゃんだーガードの理念は ちょくちょくこのブログでも紹介しています。

その理念に賛成して、志を同じくする人たちだけが支援してくれればいいと思っています。

にゃんだーガードは支援してくださる皆様と共に猫たちを保護していきます。

にゃんだーガードは猫好き仲良しクラブではなく、もっとストイックに活動しています。

だからブログにも お涙ちょうだい的な記事も書かないし、
「こんなに大変だったけど必死にやりとげましたっ!」 的なことも書かない。

日々の出来事を淡々と書くだけだ。

でもそれが 「猫の写真を載せないのは猫への愛がないから」 であり
「もっと深いことを書かないのはお金のことしか考えてないから」 になるらしい・・・


俺は自分の住所も福島に移し、毎日が保護活動の日々です。

そして去年の5月まで俺はずっと無給だったし、休みだってもらってなかった。

それでも「猫たちの城となる拠点ができるなら」と 無理に無理を押して節約を重ねて
進めてきました。

もうすぐ収支を出すから皆さんにも見てもらえるけど、今は毎月赤字です。

でもいい。

俺の私財が尽きる前に、まともに運営できる資金力のある法人にするつもりだからです。

またぶたまるが無謀なことを言い出したと言う人もいるでしょう。

でも、無謀かどうかは結果が出ないとわかりませんよ。

それに もしだめなら、その時は俺が散るだけです。

自分にできない大きなことに手を出して散った馬鹿が一人いた・・・

馬鹿な奴だったな と笑ってやってください。

もちろん(万が一だけど)俺が散ってもきちんとシェルターに資金が残るようにしてありますので
ご安心ください。



結論というか某さんへ


猫を助けたいのなら助ければいい。どうぞご自由に!

俺は君たちの活動を邪魔しないし 誹謗も中傷もしない。

でも、周りに迷惑をかけたりしないで欲しい。

君たちがにゃんだーガードで活動していた時、圏内の無人の家でしたようなことは
二度としないでほしい。

(あの時は双葉警察署から何度も何度も電話がかかってきたり
被害を受けた家の方たちからも ものすごく叱られました)

「命がかかってるんだからしょうがないでしょ!」と二度と正当化しないでほしい。

念のため、もちろん、俺は一度だってこのような暴挙の実行を特餌隊に許可したことはありません。

たったの一度も許してはいません!
(なお、このリンク先は魚拓がとってありますので、ブログ主に圧力をかけても無駄です)

とっくに心に棲んでる鬼を【あの子達のために】とっとと追い出してください。



まあ・・・他にもやらかした事とかこっちから言いたい事はまだありますが、時間の無駄だし
疲れるからやめときます。

またこれでギャンギャン言うと思いますが、全く相手にせず無視して行くことにします。



ものすごく話がそれてごめんなさい。

ハニーのこと、遠藤部長たちのこと、あと本当に頑張ってくれているシェルター長たけちゃんに対して
某さんがその時吐き捨てた暴言と捏造記事。

さすがに俺も我慢できなかったので一回だけ許してください。

うちのスタッフたちが心から愛した 遠藤部長は、星になって今日火葬されました。

遠藤部長 安らかに。



そして、ぶたまるの言うことは何となく解ったぞ!

という方は、ぜひブログランキングに投票をお願いします。

一日一回有効です


FC2ブログランキング その他へ にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ 人気ブログランキング ペット(猫)ブログランキングへ 









猫砂緊急募集中!!

いつもご支援ありがとうございます。

本当に感謝です。

どうかご支援をよろしくお願いします。

ココにありますのでよろしくお願いします




スタッフブログです 「幸せへの栖(すみか)にゃんだーガード」是非読んでください。



ボラさん急募! 

現在にゃんだーガードでは日々の猫のお世話以外にも

たくさんの人手が必要です。

どうかあなたの力を貸してください。

特に平日、地元の方の力が必要です。

一日に2時間でも構いません あなたの力を貸してください。




にゃんだーガードのテーマソングです






お願い

活動を継続的に続けるためには資金が常に必要です。

またお世話等、一定の水準を保つためにスタッフを雇用していくにも
毎月かなりの費用が掛かります。

どうか細くても長い支援をお願い致します。

一日100円、月に3000円の寄付で猫1頭がひと月幸せに暮らせます



なにより欲しいのは、熱い心のボランティアさんです。

犬猫の世話、DIYや料理が得意なあなた!
 
ぜひ小さな一歩をふみ出して力を貸してください。

短時間・日帰り・短期・長期 どんな形でもかまいません!!

長期の方には個室があります、やる気のある方どうぞお気軽にご相談ください。



熱い常駐スタッフさん熱烈募集中!  安いけど給料でますw



~被災動物を家族に、と考えてくださっている方へ~

保護動物の情報は にゃんだーガード@福島 を、

一匹一匹の様子はボラさんによる 保護動物日誌 を見てください。





 
少しでも多くの人に見てもらいたいのでクリックお願いします。
FC2ブログランキング その他へ にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ 人気ブログランキング ペット(猫)ブログランキングへ 3つクリックしてくれた方には、ぶたまるが夢でお礼にうかがいます
夜も多忙のため当分このサービスは中止してるけど ポチはよろしくお願いします^^;
   ちびっ子たちの新しい家族! 熱烈募集中~  
テーマ:動物愛護
ジャンル:ペット