震災を機に福島に移住してシェルターを開設した 暑苦しいハッスル(死語w)オヤジの日記
その1647 九州の馬島の事 最終回
2014年12月22日 (月) | 編集 |
続きです


その夜 初めて どうぶつ基金の佐上会長とお酒を飲みながら じっくりと話をする機会があった。

そこでわかったことは 佐上会長が山口先生と もう25年も前から 

殺処分ゼロを実現するために本当に地道に コツコツとやってきていること。

そして 本気の本気で実現させようとしていること。


正直 俺はいままで  殺処分ゼロなんて 本当に実現できるのかな?

どんなに頑張っても そこらの無責任な飼い主がその辺に捨てて それでだめになるのではないか


と ちょっとどこか冷めた目で見ていました。

もちろん自分の目の届くところでは しっかりと 守れるとは思っている、それは間違いないのだけど・・・

でも日本をとなると 実現できるのかな? 


でも 佐上さんは違った。

本気の本気で 殺処分ゼロは達成できると信じて それの実現のために25年間も 走り続けてきた人だ。

そして、俺に言った


本多さんがそこを信じないでどうするんですか、本多さんがそんな事言っちゃだめですよ。

一緒に殺処分ゼロのために頑張りましょうよ 


と。


俺は 話を聞いて 改めて山口先生と 佐上さんを 尊敬した。

こんな 熱い人が まだ 世の中にいるんだ



そして 佐上さんを支える奥さんも素敵な方でした。


だから 俺も考えを変えた。

殺処分ゼロは実現する!

これは意志の力だ。

何が何でもやり遂げる! という 鋼鉄の意志。

この鋼鉄の意志を持った人たちがいるかぎり きっと実現できる!

俺も 2020年までに殺処分ゼロが実現できる と信じて 

自分に出来る事をすることにした。


俺はその夜も やっぱり疲れていたみたいで 早々に酔っぱらって寝てしまった ^^;


で、明けて14日 朝早くから 博多のメンバーさん達が 渡船場の待合室にやる気満々でひしめいていました

挨拶も早々にみんなで船に乗り込んでいく

昨日ほどではないけど やっぱり船は揺れて 船酔いしやすい人は大変そうでした

朝礼とミーティング が終わったら


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やっぱり記念撮影


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今回は専門学校の 動物看護科の学生さん達も何人か参加してくれました


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ちびっ子猫も350グラム以上あれば手術できます


これにはいくつかの説があるけど どうぶつ基金さんでは 従来から早期不妊手術を実践して来ていますので

ご安心ください。

以下 どうぶつ基金さんより

どうぶつ基金では行政による殺処分ゼロ実現のために様々な取り組みを行っています。
犬や猫の不妊手術奨励事業は、その中核事業です。

早期不妊手術とは性成熟前の性腺除去のことであり、通常6~14 週齢(42~98 日齢)の仔犬と仔猫で行うことが定義されています。

どうぶつ基金では早期不妊手術を実践し啓発しています。早期不妊手術の目的は「殺処分されるために生まれてくる不幸な命を増やさないこと」ですが、実は手術後の犬や猫たちの健康面や問題行動の予防などにもメリットがあります。

早期不妊手術のメリット
•手術時間が短く、出血が少ない。
•組織や皮膚が柔軟で手術がしやすい。
•使用する薬品量が少ない。
•成犬猫と比べ、精神的にも肉体的にも回復が早い。
•合併症が起こりにくい。
•術後の回復期間が短い。
•「予期せぬ妊娠」を確実に減少させることができる。

※参考資料 長野県動物愛護センターにおける早期避妊 去勢手術について 平成13 年2 月23 日(金)(平成12 年度食品衛生監視員技術研修会発表抄録:発表者及川悦子)

避妊・去勢手術は、基本的に健康な個体に行う手術ですので、安全性の高い手術です。手術の手技としても、去勢は易しく、避妊は中程度の難易度です。しかし、全身麻酔をかけての手術ですので、リスクは0ではありません。

どうぶつ基金の協力獣医は、適切な診断を行って個体の状態を把握して手術を行います。

どうぶつ基金ではこれまでに1万頭以上のさくらねこTNR無料不妊手術を行ってきましたが、幼齢ネコ(42~98 日齢)の事故による死亡例は一例もありません。
また、幼齢ネコにおける術後の後遺症の報告も一例もありません。
ちなみにASA(アメリカ麻酔師学会)の2008年の報告では、2002~2004年の間に188000頭の動物(病気の動物を含む)を麻酔した中で、死亡率はネコ0.11%(約1000分の1)であったとされています。以上の数字等から総合的に考察してどうぶつ基金の獣医師が行う幼齢ネコの早期不妊去勢手術は極めて安全性の高い手術だと言えます。
今回の出張手術でも手術の翌日には幼齢ネコを含む全頭が翌日には元気に島中を走り回っています。どうかご安心ください。



と言う訳で 幼齢で不妊手術しても何の問題もありません。


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麻酔で眠るちびっ子と個体管理カード 


ちびっ子は麻酔の量をしっかりと調節するために シビアに体重を量ります


この日は人間用の炊き出しも出て 素晴らしくおいしいお昼ご飯にありつくことができました。

食べた皆は大満足です ^^

御馳走様でした とってもおいしかったです。


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山口先生と後藤先生  人間のお医者さんもボランティで来てくれてます (手前の背中)


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手術が済んで麻酔が効いている間にメンテナンス 爪切り 耳掃除 目ヤニ取り等


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みんなで 前日手術した子達を放します


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みんなとっても元気にしています


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ご飯ももりもり食べてますw


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2回目のリリースは皆で輪になってリリースしました


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みんな元気です と 写真を撮ってる俺の陰


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手術の済んだ猫達 黄色いテープが貼ってあるのが 14日に手術した猫達


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この子達は明日(15日)リリースです


なぜか間違った情報が流れてしまったのだけど

どうぶつ基金様及び山口武雄先生の術式は「卵巣のみ」の摘出ではなく、「卵巣と子宮」の摘出です。

「卵巣のみ」摘出を術式とする獣医師もいますが、どうぶつ基金様及び山口武雄先生の術式は「卵巣と子宮」の摘出です。

また、いくつか条件がありますが、どうぶつ基金様の出張手術は無料で実施されています。

先生方の交通宿泊費、手術・麻酔やワクチンなどの薬剤・駆虫の費用は全て無料です。



この2日間で合計79頭の猫に不妊手術をすることができました。

これらは全てどうぶつ基金さんのおかげです。

ありがとうございました。


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小倉に帰る船の上から見る夕日


今回は超大型低気圧のおかげで 散々振り回されたけど

結果は大成功! 

これもどうぶつ基金さんと 先生方 そして九州のみんなの団結力のおかげです。

俺は今までにゃんだーガードの中でのTNRしかしたことなかったから

外部の方と連携したことも有りませんでした。

今回の事はとても良い経験になりました。


細かい段取りや根回しをしてくれたTさん ありがとう。

猫ボラ仲間のネットワークをフルに使って人材配置を仕切ってくれた K会長 ありがとう。

横浜から来てくれて1週間も手伝ってくれた まにゃ姐さん ありがとう。

即断即決で動いてくれた 佐上理事長 ありがとうございました。


この日はその後 みんな博多に帰らないといけないので 有志の人達だけで軽い打ち上げを行いました。

俺はやっぱりとても疲れてて ホテルの部屋に帰るとすぐに気絶してしまいました。


で、次の日に片づけに馬島に行き 14日に手術した猫達をリリースした後

全ての撤収を行いました。

俺は手首の腱鞘炎が悪化していたせいで あまり 重いものとかは運ぶことができず

みんなの足を引っ張ってしまってました ゴメンナサイ ><


これが ぶたまるの目から見た 馬島のTNR大作戦です。

もちろん 参加した他の方の目から見た 作戦とは 

それぞれ見る角度で違う部分もあるでしょうが、これが俺から見た今回のお話。

藍島も全頭TNRできたらいいな、 藍島に関わっている皆さん頑張ってくださいね。


また、昨日の事ですが 馬島に術後経過の様子を見に行った Sさんからの報告では

ちびっ子たちを含め 島の猫ちゃん達はみんな元気にしていたそうです。

特にちびっ子たちはあちこち元気に飛び回っていたとのことで

これは 早期不妊手術が幼齢猫にとって何の問題の無い事の証です。


と先週の話を書いている間にも リアルタイムでシェルターは動いています。

昨日(21日)夜には 結さんのチームがこの前保護した猫のうち3頭が

隔離期間を終えて にゃんだーシェルターにやって来ました。


今、圏内の猫達の救出のために一番必要なのはシェルターです。

にゃんだーガードでは協力団体さんと力を合わせて 国有化予定地域からの救出作戦を実施しています。

まだまだ 先の長いこの活動をぜひ応援して下さい。

地元の力も欲しいです。

地元の方なら 例え 2時間でも シェルターを手伝いに来てもらえたら とても助かります。

現在シェルターは 人手が足りないせいで スタッフ達も しっかりと休みを取ることができません。

どうかあなたの力を貸してください



さあ、明日も頑張ろう!


猫+3



給餌用猫フード 本気で募集中!!

いつもご支援ありがとうございます
本当に感謝です

その上さらにで申し訳ありませんが
どうか引き続きご支援をよろしくお願いします
例えば一日100円一ヶ月で3.000円あれば猫1匹が一ヶ月幸せに暮らせます
細く長くのご支援をよろしくお願いいたします
   ↓
不足していてお願いしたい物資や支援金について




~保護動物を家族に、と考えてくださっている方へ~

保護動物の情報は にゃんだーガード@福島
一匹一匹の様子はボラさん・里親さんによる 保護動物日誌 を見てください




ボラさん常時募集中! 

にゃんだーガードでは猫のお世話以外にも
DIYや人間のお世話など、たくさんの人手が必要です
どうかあなたの力を貸してください
短時間・日帰り・長期、どんな形でもかまいません!
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特に平日、地元の方の力が必要です
一日に2時間でも構いません あなたの力を貸してください

常駐スタッフさんも募集しています
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「幸せへの栖(すみか)にゃんだーガード」是非読んでください
シェルター長のたけちゃんが書いています



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テーマ:動物愛護
ジャンル:ペット
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2014/12/22(Mon) 14:12 |   |  #[ 編集]
隊長、お疲れさまでした。

長編連載ありがとうございます。
現場の大変な、でもみなさんの活気が
伝わってくるようでした。
どうぶつ基金佐上会長さんの願いが
かなうことを祈らずにはいられません。
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も
 成らぬは人の為さぬなりけり」ですよね。
彼等がしあわせになるために自分に何ができるか
改めて考えようと思いました。

それにしても
山口先生の電気毛布とぶたまるさんのウイスキー2本のくだり
>何かが違う・・・
 はい、おおいに違います(^_^;)
2014/12/23(Tue) 07:56 | URL  | ネボスケかーさん #MR8SX4/E[ 編集]
Re: タイトルなし
鍵コメAさま

いつもありがとうございます。

今回のTNRは準備期間も少なくて しかも 自分の地元じゃなかったのでいろいろと障害があって準備が難しかったです。

でも博多の皆さんが本当に頑張ってくれたので 結果を出すことができました。

超大型低気圧もほんの一日の差で 船も止まらずにに行けました。

何か大きなものに守られているような気がしました。


2014/12/23(Tue) 09:07 | URL  | ドリアンぶたまる #-[ 編集]
Re: タイトルなし
ネボスケかーさん

コメントありがとう。

2020年 きっと世界に誇れる年になります。

その為にも 地元の猫達をしっかりと見て行かないといけない と思いました。

酒はおいしいよw 寒さもあんまり感じなくなるしね~ ^^v
2014/12/23(Tue) 09:11 | URL  | ドリアンぶたまる #-[ 編集]
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