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震災から福島に8年・・・地元名古屋で再スタートです!
その2029 再会できた。再会できなかった。被災ペット受難の6年
2017年01月13日 (金) | 編集 |


昨年の5月にこちらのブログで発信しました。
その1948 拡散希望 東日本大震災の被災地でペットを保護している または被災したペットを捜している方へ。(加筆あり)

を覚えておりますでしょうか?
この記事には、5年が経っても探し続けている人がいます。
どうか保護してい方は情報をネット上のサーチサイトにあげてください。
震災当時に保護した子でも飼い主の不明な子を里親として飼育している方も
どうか、捜し続けている人の気持ちを汲んで情報を提供してくださいという内容です。
被災ペットは、震災後全国の預かれる方や里親さんの元へと行きました。
当時保護活動をしていた方は全力でこの地域の動物たちを救う事に必死でした。
何が正しいとか、正しくないとか。間違っていたとかという話をしたいのではありません。
ただ、まだペットが生きていると信じて待ち続けている人がいることを忘れないで下さい。
飼っている子が、被災ペットで飼い主さんが見つかって いない子を飼育している方もいると思うのです。
その子の情報を各サーチサイトにあげて頂くだけでもしかしたら飼い主さんに繋がるかも知れません。
どうか、上のブログはまだまだ拡散希望であります。
飼い主さんが見つかる可能性も まだまだあると思います。
いろんな事情はあるかもしれませんが
たった一人でも、見つからないことで 悔やんで 悲しみの中に取り残されている 被災者さんがいる事を
もう一度考えて頂けるとと思います。

昨年、当団体に捜索の連絡のあった方で 2匹の猫の飼い主さんが判明しました。
たった2匹ですが、とても大きな大きな事です。


上のブログで拡散して頂いた まるちゃんは知り合いのボランティアさんの元で保護されていたので
比較的容易に見つけることが出来ました。
その後、飼い主さんと無事再会を果たすことが出来ました。
まるちゃんは重い腎臓病を患っており毎日の治療が欠かせない状態だったので、飼主さんとの話し合いの結果
未だ仮設や借り上げ住宅を出れていない状態で楢葉町のご自宅に戻れていないこともあり
保護してくださったボランティアさんの元でその後も過ごすことになりました。
とっても手厚い看病のもと、まるちゃんは最期まで頑張って頑張ってくれましたが
先日まるちゃんは18歳で亡くなりました。
201605241704115c2[1]
最期の時間をとっても愛情かけてお世話をして下さったボランティアさんには
当団体からも感謝の気持ちでいっぱいです。
震災が無ければ、原発事故が無ければ離れ離れにはならなかった まるちゃんとおばあちゃん
息子さんは、原発事故直後に
放射能がつくからとまるを持って行ってはだめだと、まるをおばあちゃんから引き離してしまったことをとても後悔していました。
震災直後は捜しつづけていたものの、しばらく諦めてしまって
でも昨年また奮起して捜し始めて
見つかった時 写真を見せたとき 様々な後悔の念から誠に解放されたようでした。
まるの一連の事を思うと
本当に本当に 家族を 引き裂いた 原発事故だったと思います。


当団体は、福島にシェルターがあり
飼い主の方が訪ねてきやすい場所にありますので
6年目となる被災地で
こんな声があるのだという事を今も実感しています。
しかし、他県に行ったらどうでしょう。
「被災地」は、様々なところで災害が頻発に起きているので増えていますし
東日本大震災だけを特別視するわけでもしてほしいわけでも無いですが
最近は、原発事故の被災地の事が忘れられていく事を
本当に実感しています。
感動話しをを伝えたいわけでは無い。
現実の話なんです。
捜している人は毎晩寝られない気持ちで過ごしておられます。
もう一度気づいてほしいです。
捜している方の思いを。

まるちゃんと同様に、福島の原発避難区域の小高区に住む
震災当時飼い犬と離れ離れになってしまった Fさん とNHKさんとで撮影を進めていきました。
クローズアップ東北 1月13日 夜19時半~ NHK 
被災ペット 受難の6年 東北6県のみの放送です。
編集をしたものを見ているわけでは無いので、どのような構成か解らないけど
当団体が伝えたいことが伝わる内容になっているのでは思います。
Fさんのわんちゃんは、震災当時小高区にいました。小高区は比較的ボランティアさんの多く入った地域です。
係留はされておらず、家にはご飯を置いていました。
なぜか、首輪まで取ってしまっていたのを飼い主さんは後悔しています。
とても人懐こく人がいたら進んで寄っていくような子です。
誰かに保護されている確率が高いと思います。
それに問題は、写真が無い事。
今回、探すためにも必要なチビ丸の姿を再現するべく
当団体のボランティアの美大生MちゃんにFさんと話しながらチビ丸の絵を描いていただきました。
彼女の絵の才能にほれぼれしますが
チビ丸を再現できたことで、探す術が一つ出来たことに感謝しています。
東北の一人でも多くの方に見て頂けたら幸いです。
ゲストの方との対話の部分では、保護猫カフェ ここねこさんで撮影が行われました。
うち出身の保護猫達が出演するかは解らないけど
被災者さんや、福島や東北の皆さんが ここねこさんをしるきっかけになればなと思います(*^_^*)

ちび丸の捜索も引き続き行っていきます。
皆様にも私どもの活動を知って欲しいので
シェアなどでご協力頂けたらありがたいです。



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にゃんだーガード アマゾンほしいものリストは、常時ほしいものを掲載させて頂いています。
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シェルターにお送りいただいた支援物資に関しては、毎日その都度到着のご連絡をする余裕がありません。
月に一度ほど掲示板でのご報告とさせていただいておりますのでどうぞご了承ください
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長期~日帰りまで可、シェルターで宿泊できます。
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ご自分の怪我に関しては「自己責任」でも済みますが、他人に怪我をさせた場合や物品を損傷して
損害賠償責任を負われた場合のことをお考えいただき、出発前に必ず加入ください。 
加入の翌日から有効となります。
加入せずに現地へ来られた場合、活動への参加をお断りしたり 活動内容を限定させていただくことがあります。
なお 参加当日の到着時刻変更やキャンセルなどのご連絡は、シェルターへ直接お電話下さい。
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シェルター固定電話 0247-73-8915   ※7時から23時まで

テーマ:動物愛護
ジャンル:ペット
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