2017年02月22日 (水) | 編集 |
福島に シェルターをかまえて もうすぐ6年
今まで 本当にいろいろありましたが 何とかシェルターを運営して来ました。
しかし 昨年から 新潟のあにまるガード(旧 アニマルフレンズ)の運営も引き受けるようになり にゃんだーガードの財政は一気に傾きました。
元々 十分な資金があるわけがなく、月々の運営費も不足している状態を僕個人で補填しながら運営をしてきましたが、既に限界を超えてしまい
その上、あにまるガードも守りたいなど僕には無理な事だったのかもしれないがどうしても見ないふりが出来ず後先考えずに乗り出してしまった。
限界を迎える前にと動き始めた、アメリカでの支援拡大も 赤字にこそなっていないが 現時点では 大きな効果は得られず 苦しい日々が続いています。
本当に恥ずかしい話ではありますが、ここにきてシェルタースタッフの給料を支払う事が困難になってしまいました。
こんな状態では、スタッフたちも生活が出来なくなってしまうのでシェルターを去っていってしまうでしょう。
そうなれば、このシェルターで動物の世話をすることができなくなってしまいます。
今まで個人資産を使い 何とか補填してきましたが
とうとう本当に 僕個人の資金を全て使い切ってしまいました。
アメリカで支援拡大の成果を出せるようにと動いている最中ですが、実際に効果を発揮し始めるのはまだ先で
どう考えても早くても夏以降と思われます。
つまり それまでの間 何が何でもここを維持しないと 本当に全てがだめになってしまいます。
ここ福島「にゃんだーガード」と 新潟の「あにまるガード」のシェルターは 行き場をなくした動物たちにとっての
最後の砦 と考えて今までここに来る動物たちの為に進化につぐ進化をさせてきましたが
このままでは今までの努力の成果が全て水泡と帰してしまいます。
そこで 今時点で 何か出来る事を と考えた結果
とにかく 現在いる保護猫と保護犬を 大幅に減らし身軽にして
毎月の経費を抑えることにより、シェルターの経営の安定を図りたいと決断しました。
具体的な計画は、まずは 8月までに
にゃんだーガード・あにまるガード共に、猫の保護数をそれぞれ現在の半数以下の65匹以下を目標に里親募集を強化していきます。
そして その後 あにまるガードの 猫の大半を にゃんだーガードに移動して 猫は にゃんだーガードで概ね一括保護していきます。
あにまるガードは、犬の保護数を大幅に減らしお世話する人数が減っても対応できるようにします。
保護頭数を身軽にする事により、フード代や病院代等 さまざまな経費を削りあにまるガードは、ペットホテル部門を強化し それを運営の軸にすることで自立採算が取れるようにしていきます。
現在の スタッフ常時5名体制 から 常時3名体制 に 移行することも可能になり、スタッフたちの負担もかなり軽減できるようになると思います。
とにかく このままの状態では、折角ここまで築き上げて作ってきた
動物のためだけを考えたシェルター(施設)を封鎖しなくてはならなくなります。
これを失う事は 福島や新潟の。そして日本の動物たちにとって大変大きな痛手になります。
なので 何が何でも維持させようと 今まで一生懸命努力し続けて来ましたが
残念ながら僕では 力不足でした。
しかしながら まだ 僕は諦めていません
動物たちの為に 刀折れ矢尽きるまで やり抜くつもりです。
もちろん 最後の最後には 今まで一生懸命作り上げたこのシェルターを手放す事もやぶさかではありません
が、 まだ可能性が少しでも残っているのに諦める事をしたくないのです。
動物たちの為にはなりふり構っていられないのです。
皆様にはお願いばかりで本当に心苦しいのですが
ここ(福島・新潟)にいる動物のため
そしてここの動物たちの為に働いているスタッフたちの為に
どうか皆様のお力を貸してください。
近いうちに 里親募集強化していく収容動物たちの
写真とプロフィールを アップしていきますのでそれらの拡散を
是非ご協力お願いします。
搬送ボラさんも大募集します。
※お届け範囲も南は九州 北は北海道まで拡大します。
地元の方もお声かけさせて頂きますので 是非お力を貸してください。
そして、これからこれらの目標を達成するまでの数ヶ月の間
シェルターを維持できるように
再度 ご支援のご協力をお願いいたします。
本当に、本当に 毎回 お願いばかりで大変心苦しいのですが
ここが正念場と スタッフたちも頑張っておりますので
どうかどうか 応援をお願いいたします。
【ご支援のご協力のお願い】
■支援金について
支援金のご協力をいただける方は、下記口座へお願いいたします
ゆうちょ銀行 二一八(ニイチハチ)支店
普通口座 3533562 にゃんだーガード
( 記号12130 番号35335621)
※シェルターの維持管理費・収容動物の医療費・給餌保護活動費・TNR費用として大切に使わせて頂いております。
ご支援金を支援頂いたご報告お礼は、代表ブログのトップに掲載しております。
収支報告は、年一回 ホームページ・代表ブログ上に掲載されます。こちらを参考にしてください。
支援物資への金銭の同封は、紛失の恐れもありますのでお避けくださいますとありがたいです。
領収書をご希望の方は、振込日・振込名義・金額・送付先のご住所とお名前を
dorianbutamaro-kanare★yahoo.co.jp(★→@)まで
または、シェルター固定電話0247-73-8915ご連絡ください。
領収書の宛名や但し書きにご希望があれば、その内容もお願いいたします。
※特にご希望のない場合、「振込名義」「支援金」で作成しております
■物資のご協力について
送付先 福島県田村郡三春町山田字福内100-1 にゃんだーガード
現在緊急に必要なものに関して、トップ固定内を編集し、緊急で募集いたしますので、もし宜しければ常にこちらの文章をご確認頂けますと大変助かります!
にゃんだーガード アマゾンほしいものリストは、常時ほしいものを掲載させて頂いています。
支援物資をとご検討下さる際にはぜひご参考にして頂けますとありがたく思います。
シェルターにお送りいただいた支援物資に関しては、毎日その都度到着のご連絡をする余裕がありません。
月に一度ほど掲示板でのご報告とさせていただいておりますのでどうぞご了承ください
■ボランティアについて
現地でお手伝いしていただけるボランティアさんを募集しています
長期~日帰りまで可、シェルターで宿泊できます。
日程・同行人数が決まりましたら、掲示板のボランティア参加表明専用スレッドに書き込むとともに、
注意事項・ボランティア規則の確認をお願いいたします。
新規投稿はせず、上記リンクを開いたら下に行き、件名が Re:【シェルターボランティア参加表明】
の状態で書き込んでください。
最寄の社会福祉協議会で 「ボランティア活動保険」の天災タイプにご加入ください。
ご自分の怪我に関しては「自己責任」でも済みますが、他人に怪我をさせた場合や物品を損傷して
損害賠償責任を負われた場合のことをお考えいただき、出発前に必ず加入ください。
加入の翌日から有効となります。
加入せずに現地へ来られた場合、活動への参加をお断りしたり 活動内容を限定させていただくことがあります。
なお 参加当日の到着時刻変更やキャンセルなどのご連絡は、シェルターへ直接お電話下さい。
メールや掲示板ではチェックが間に合わない場合があります。
シェルター固定電話 0247-73-8915 ※7時から23時まで
この記事へのコメント
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2017/02/23(Thu) 21:01 | | #[ 編集]
新潟のあにまるガードに何度かボランティアに行ったことのあるものです。
ボランティアにいってスタッフさんが新しいシェルターの運営に向けて、がんばっていらっしゃる姿を拝見しました。スタッフのみなさんがされていることは誰にでもできることではありません。本当に頭が下がります。
ほんのすこししか寄付できませんが、塵も積もればの気持ちで、寄付させていただきます。
みなさんが理想とするシェルターの運営が出来る日が一日も早く来ますように、応援しています。
ボランティアにいってスタッフさんが新しいシェルターの運営に向けて、がんばっていらっしゃる姿を拝見しました。スタッフのみなさんがされていることは誰にでもできることではありません。本当に頭が下がります。
ほんのすこししか寄付できませんが、塵も積もればの気持ちで、寄付させていただきます。
みなさんが理想とするシェルターの運営が出来る日が一日も早く来ますように、応援しています。
2017/02/24(Fri) 22:56 | URL | M #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017/02/25(Sat) 04:27 | | #[ 編集]
せっかく助けた命を路頭に迷わせてしまうかもしれない「賭け」の対象にしないでください。ぶたまるさんは先の見通しを立てないまま突っ走ってしまったのではありませんか。国内での募金の目減りを時間と資金をかけてまで海外に求めるのではなく地に足を付けて譲渡のできる環境を国内で作るか連携先を見つけるかそれが先決です。そして情報発信は大切です。このところのブログは今後どうしたいのかが全くうかがい知ることができず、突然資金不足を声高にされても支援者の心を動かすことができるか疑問です。とは言え「今」を乗り越える事が保護した犬猫、スタッフの皆さんには大切なこと。支援の手が多く差し伸べられることを願っておりおります。
あえてもう一度言います、アメリカでの支援金活動は無理があり止めるべきです。
あえてもう一度言います、アメリカでの支援金活動は無理があり止めるべきです。
2017/02/25(Sat) 18:13 | URL | こうめ(新海) #-[ 編集]
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2017/02/26(Sun) 05:36 | | #[ 編集]
ブログにアップしました~(*^_^*)
支援金送ってくれると思います!
これからはブログに1匹ずつでも良いので
里親募集猫ちゃんの画像アップしてください~
もしくは「ペットのおうち」に
猫ちゃんの画像アップして下さい^^
猫ちゃん飼いたい人多いので~
支援金送ってくれると思います!
これからはブログに1匹ずつでも良いので
里親募集猫ちゃんの画像アップしてください~
もしくは「ペットのおうち」に
猫ちゃんの画像アップして下さい^^
猫ちゃん飼いたい人多いので~
こうめ様
先日のブログへのご意見の書き込み、本当にありがとうございます。私に向けられた意見については真摯に受け止め、改善すべき点はすぐに改善していくよう努力して参ります。
ただ、私は文章を書くことが苦手で、時折、誤解を与えかねない表現を使用してしまいます。今回こうめ様からご指摘を受けた「賭け」と言う表現も、私の心中を上手く表現できずに誤解を与えてしまいました。ほんとうに申し訳ありません。
この「賭け」と言う表現は、決して保護動物を「賭け」の対象にしているのではなく、私自身が私財のほとんどを注ぎ込んで、にゃんだーガードを運営していることに対して、私自身の現状を例えた表現です。
こうめ様からのご指摘にもありましたが、震災、原発事故から6年が経ち、運営の基盤である支援金も激減しています。にゃんだーガードのブログアクセス数もピークの10分の1まで減少しています。このままでは、にゃんだーガードの運営自体が不可能になります。多くの保護団体が撤退する中、私が出来る限りの保護活動を継続して行きたいんです。
また、資金が無いことについてですが、当団体では毎月収支をブログのトップに載せていますので、それを見ればこの3年以上の間、私が毎月100万円以上を負担していることはわかると思います。
毎月多額の自己負担をしたのは毎月の出費を自費でだしてでも動物たちを助けたかったからですが、私の資金もとうとう底をついてしまった、と言う事なのです。
私は自身で埋め合わせができる間はシェルター運営資金が寄付金で賄えなくても、お金がない とは言わなかったのです。
いや、言えなかったのです。
本当に馬鹿な話ですが、ただそれだけです。
また、万が一の場合に猫たちが路頭に迷うようなことが無いようにと、もちろん手は打ってありますがその事までは書くのを失念していたためにご心配をおかけしましたことをお詫びします。
私の望みはとにかくこのシェルターを維持させて、行き場をなくした動物たちのために役に立てたいのです。
そこで、知人からアメリカでの活動を紹介されました。ペット先進国アメリカでは、フクシマの現状や、日本の現状があまり知られていないこと。ここでにゃんだーガードの活動と日本の現状を訴えることで、フクシマの現状とにゃんだーガードの活動を伝えられ、存在をアピールできると考えました。
前回の渡米の際、講演会の後や写真展の会場で多くのアメリカ人から質問や激励を受けました。少しずつではありますが、私は渡米することに確信を感じました。今回の渡米では、講演会場や写真展の会場にアンケート用紙を設置することで、アメリカ人の生の声を日本に届けることで、日本での活動の時に、それらの声を私自身が発信することで、日本での活動を活発にする糧となると信じています。
この6年間私自身の生活、財産を被災動物救済のために捧げています。このことはこうめ様もご理解していただいていると思います。この生活を、「活動の幅を広げることを求めて渡米し、支援金を募ることが私自身の最後の賭け」と表現しました。事実、もうこれ以上、私財を提供することは出来ない状況となりました。しかし、決して動物たちを「賭けの対象」にしていることでは無いことは、こうめ様に伝わったと信じております。一体、この活動の最終地点がいつになるのかは全く想像できません。しかし、僅かでも助けを求めている動物がいる限り、私はこの活動を止める気はありません。その覚悟こそが「最後の賭け」と言う表現になっています。また、被災動物への思いは、名古屋で保護活動をしている時から一貫して変わっておりません。
こうめ様にはご心配、ご不快な思いをさせてしまい本当に本当に申し訳ありませんでした。
私はブレていません。
私は最後まで諦めません。
そのためにも、引き続き暖かいご支援をお願いいたします。
ドリアンぶたまること
本多明
2017/03/28(Tue) 01:45 | URL | ドリアンぶたまる #-[ 編集]
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