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震災を機に福島に移住してシェルターを開設した 暑苦しいハッスル(死語w)オヤジの日記
その2228 あれから8年 もう8年
2019年03月11日 (月) | 編集 |
8年前の今日 日本に大きな試練が訪れた、 あの日に被災されたすべての皆様 亡くなられた全ての命に 黙禱を捧げます。


あの日 テレビで流されていることがすぐには信じられずに あっけにとられて画面を観ていた。

津波で押し流される車 燃えながら流されていく家々。

建物の屋上で救助を待つ人々。

全てがまるで映画の出来事のように見えた、そしてなぜか画面がにじんではっきりと見えなくなった。

あの時ほど強く 助けたい! 役に立ちたい! 少しでも力になりたい! と思ったことはない。


その月のうちに名古屋を出発し まずは津波被害の大きかった宮城県に向かった。

あの時は目の前の宮城県しか見えたなかったから そこでの仕事が一段落したら名古屋に戻ろうと考えていた。

でも、いろんな人たちから電話があり 福島にはたくさんの取り残された動物たちがいるから福島に行ってほしい 福島も助けてほしい と頼まれた。


僕は 家族であるペットを置き去りにして自分だけ避難するなんて考えられなかったから その言葉はにわかには信じられなかった。

だから、 そんなはずは無い! 家族を見捨てて逃げ出すものか! と 逆に怒って言っていたくらいだった。

でも 実際には避難するバスには家族であるはずのペットたちは乗せてもらえず、 車で脱出しようにも脱出させてもらえず。

泣く泣くその場に家族をおいて出て行った人たちがたくさんいたことを知った。


そしてそこに残された命たちには凄惨な運命が待っていた。

福島に入った僕の目に入ってきたのは宮城県で津波による被害を散々見てきた僕でも目を疑うような光景ばかりだった。

そこには 死 が いたるところにあり 人が救助に入っていない分余計に 凄惨な光景になっていた。

そこここに転がる動物たちの死体は既に腐乱が始まっており 物凄い匂いを放っていたし、生き残ったとてもたくさんの動物たちも

それぞれ塗炭の苦しみを味わいながら必死に生きていた。

それを見た僕は  ここで自分に出来る事を全部する! と心に決めた。


それからの毎日は本当に忙しく 一年なんてあっという間だった、幸いたくさんのボラさんたちに恵まれて多くの被災動物たちを救いだすことができた 

この被災動物の救助と 救助してきた動物が暮らせる施設=シェルターの開設 そして開設したそのシェルターの進化が日々の課題となった


時々テレビなんかで見かける 部屋に猫をびっしり入れて これがわたしのシェルターです!私はこんなにたくさんの猫を助けました とか おっしゃっている人がいるけど
 
僕はそれは救助ではなく 虐待ではないかと常々思っていたので 猫にとって少しでも快適なスペースを作ってあげたかった。

猫の性質を考えると平らな所にずっといるのはきっと苦痛だろうと考え部屋を立体的にし キャットウォークや空中回廊を設置し猫たちの区間を広げることにした。

それは犬にとっても同じで 十分な広さの居場所と一日2回それぞれ2キロの散歩をつけていた。


そして月日は流れ、震災の記憶は風化していきボラさんも減り運営費も足りなくなって、後半はひたすら金策をしてきた。

でも、とても残念ですがみんなと一緒に必死になって築いたシェルターもこの春で閉鎖します。

理由は資金難です、もう僕個人の支出では支えることができなくなりました。

自分と妻の蓄えをほぼ全部使い、さらに銀行からもお金を借りましたが、このままでは返済のめどもたたず。

スタッフ達にも長い事給料も払えてなかった。


そんな中本当にスタッフ達は頑張ってくれて、感謝の言葉もありません。

スタッフをやめても毎日来てくれる ぶっきー に ちず 本当にすばらしいスタッフ達だ。

この子たちを採用した時の事を思い出すと、あの頃いたおかしな人たちの事も思い出す。

「こんな訳のわからない人をスタッフにすることを勝手に決めるなんて信じられへん!」 とか 何故かボランティアさんに言われたりしたな

僕はこんな素晴らしいスタッフになるってわかってたよ ^-^

また 僕が不甲斐無いせいでシェルター長の岳にもずいぶんと苦労と迷惑をかけたのにずっと頑張ってくれた。

シェルター運営のために何とか何かしないといけないのはわかっていたけれど、やることなすこと全て裏目に出てしまい

とうとうこの事態になってしまいました。

この場で改めて スタッフ達に ありがとう と礼を言いたい。


今後のことですが、僕は名古屋に戻って猫十数匹の小さなシェルターと不妊手術専門の小さな病院を作り、そこで活動することにしました。

シェルター長の岳は 引き続き福島に残りますが、新しい団体・シェルターを作り、にゃんだーの猫の大半を引き受けてくれて再出発することになりました。

なので にゃんだーガードの福島シェルターは無くなりますが猫達はみんな無事に過ごしていくことができますのでご安心ください。


長い事応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

そしてできたらこれからも、名古屋のにゃんだーや富岡の岳の新しい団体の事もよろしくお願いします。


さて、これで8年 まだ8年 にゃんだーは福島を引き払う前に最後のTNR作戦を敢行します。

今回は太田先生が執刀してくださいますが、先生の体調があまりすぐれないため大々的には行えません。

なので手術希望の方は必ず早めにご連絡をお願いします。



にゃんだーガードの猫の里親になることを検討して下さる方は

お問い合わせください!

nyanderguard.at.fukushima@gmail.com

ネコジルシサイトでは、里親募集中の可愛い子達が掲載されています。

https://www.neko-jirushi.com/user/172483/

今にゃんだーガードでは 里親様を探しています、ここにいる猫たちの家族になってくださる方 猫と一生をともにしたいという方

連絡をお待ちしています




【ご支援のお願い】
シェルターの運営は 未だ厳しい状況を脱していませんが
なんとか現状を打開するため、里親探しや金策に必死で動いております。
多くの動物たちの居場所であるシェルターを守るため、どうか皆様のお力を貸してください。

■支援金について

支援金は下記口座へお願いいたします。
ゆうちょ銀行 二一八(ニイチハチ)支店 
普通口座 3533562 にゃんだーガード
( 記号12130 番号35335621)


シェルターの維持管理・収容動物の医療・給餌保護活動やTNRなどに大切に使わせていただきます。
いただいた支援金のご報告は、このブログのトップ固定記事をご覧ください。

なお、支援物資への金銭の同封は、紛失の恐れもありますのでお避けください。 
領収書をご希望の方は、振込日・振込名義・金額・郵送先のご住所とお名前を
dorianbutamaro-kanare★yahoo.co.jp(★→@)
または シェルター固定電話0247-73-8915 までご連絡ください。
領収書の宛名や但し書きにご希望があれば、その内容もお願いいたします。
※特にご希望のない場合、「振込名義」「支援金」で作成しております

■支援物資について

支援物資は下記住所へお願いいたします(時間指定は不要です)。
福島県田村郡三春町山田福内100-1 動物救護隊にゃんだーガード

緊急に必要なものは スタッフブログ「幸せへの栖にゃんだーガード」のトップ固定記事 に
常時必要なものは にゃんだーガード アマゾンほしいものリスト に
掲載させていただいています。
もし購入してのご支援をいただける場合は、ご覧いただけますと幸いです。

本来でしたらいただいてすぐお礼とご報告をさしあげるべきところではありますが、その余裕がないため
月に一度ほど掲示板でまとめてのご報告とさせていただいております。
恐縮ですがどうぞご了承くださいませ。

■ボランティアについて

現地でお手伝いしていただけるボランティアさんを募集しています。
日帰りから長期まで可、シェルター内に宿泊できます。

まずはにゃんだーガードHPのメニュー
「ボランティア参加の前にお読みください」及び「にゃんだーガードボランティア規則」をご覧ください。
日程・同行人数が決まりましたら、掲示板のボランティア参加表明専用スレッドに書き込みをお願いします。
  ※上記リンクを開いたら下にスクロールし、 Re:【シェルターボランティア参加表明】 の状態で書き込んでください

HPにも記載してありますが、事前に最寄の社会福祉協議会で
 「ボランティア活動保険」の「天災タイプ」にご加入ください。
ご自分の怪我に関しては自己責任でも済みますが、他人に怪我をさせた場合や
物品を損傷して損害賠償責任を負われた場合などのため、出発前日までには必ず加入ください。 
加入せずに来られた場合、活動への参加をお断りしたり、活動内容を限定させていただくことがあります。

なお 参加当日の到着時刻変更やキャンセルなどのご連絡は、メールや掲示板では
チェックが間に合わない場合がありますので、シェルターへ直接お電話下さい。

シェルター固定電話 0247-73-8915    ※7時から23時まで 


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テーマ:動物愛護
ジャンル:ペット
コメント
この記事へのコメント
本多さん、代田さん、そしてスタッフのみなさん、長い間、猫や犬たちのために頑張って下さってありがとうございます。
本多さんは今回、つらい決断を下されましたが、一番大変だったのはあなたです。本当にお疲れ様です。被災地に取り残されたペットたちがかわいそうと思っても何もできない私はすがるような思いでにゃんだーガードにほんのわずかづつですが寄付させていただきました。
4月からは活動の場は変わるけど、同じように猫たちのために尽力して下さるのですね。
これからも、ぜひぜひ、よろしくお願いします。
健康第一、くれぐれもご自愛ください。

がんばれ、がんばれ、にゃんだーガード!
がんばれ、がんばれ、本多さん!!!

まだまだついていきます!

ろくたん
2019/03/11(Mon) 12:01 | URL  | ろくたん #-[ 編集]
以前から赤字が…ってよく隊長悩んでた ここまで頑張ってこれたのも隊長筆頭に同じ思いのスタッフさんが居たからだと思う 私にとってあの思い出深いシェルターがなくなってしまうのはすごく寂しいです 名古屋に戻って又新たな活動が待っているようですが、機会があれば何かのお役に立てたらなと思っています

シェルターで天国に逝ってしまった子、新しい里親さんに巡り合えた子、元の飼い主さんの所に戻れた子達、皆みんなにゃんだーでの生活は忘れてないはずです きっと隊長やスタッフに感謝してると思いますよ 守ってくれてありがとうって…

ちなみにゆきちゃんは今でも元気いっぱいで病気知らずの甘えたさんです
2019/03/13(Wed) 20:41 | URL  | 奈良県のさゆちゃん #-[ 編集]
ラインと繋げ里親募集預かり募集の裾のを拡げてみては如何でしょうか?
2019/03/16(Sat) 09:33 | URL  | もと #-[ 編集]
Re: タイトルなし
ろくたんさん

応援ありがとうございます、四月からは所を変えての活動になりますが今まで同様どんどん前に進んでいきたいと思ってます。

これからもよろしくお願いします。

2019/03/17(Sun) 12:27 | URL  | ドリアンぶたまる #-[ 編集]
Re: タイトルなし
さゆさん

今度は名古屋なのでかなり近くなりますからまた良かったらこっちのシェルターにも来てくださいね。

しかし この8年は本当に苦しかったです。

その苦しみもこの3月で半分は解放されるので気を入れなおして頑張りますね。

名古屋でもよろしくお願いします
2019/03/17(Sun) 12:31 | URL  | ドリアンぶたまる #-[ 編集]
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